いっぽいっぽ

日常で感じたことなどを書きます。

優しさとは

 

 

オハイオ

はじめまして。

 

昨日普段は15人ぐらいで受けている授業が、2人でした。みんな実習に行っているようです。

そして、一緒に受けた子が、同い年のいつも1人でいる男の子でした。

 

その子はいつも1人で、ウルトラマンの動画を見て笑っていたり、全力で廊下を走っていたり、ブツブツ独り言を言ったりしています。

ちなみに大学生です。

 

正直、その子は体も大きいので、何の知識もなければかなり怖い人、危ない人です。

 

その子の話ばかりになりますが、その子は授業中先生に質問されたときに、かなり間をとって、的外れな答えを返します。

 

結果的にその子は、協調性、社会性、コミュニケーション能力等の人として最低限度のハードルを越えることが出来ず大人になってしまっています。

いい意味で言えば童心を忘れていない。とも言えますが、社会的には問題児ですよね。

 

その子と話す機会はほとんどなく半年が過ぎましたが、昨日先生と3人でその子と話すことが出来ました。

 

ずっと仲間内で、あの子なに考えてるかわからんといっていました。なにを考えてるかわからんっていう時って、なにを考えてるかわかろうとしてないんやなぁって思いました。

 

大人になるにつれて、自分と違う人と関わることを避けてる気がします。それは、自分と違うことへの不安や、恐れ、また、免疫づくりの面倒臭さから来ていると思います。

 

その子と話す中で、「たまに自分っておかしいのかなぁって思う」という言葉がありました。そんなこと思うんだなぁって正直驚きました。

 

その子は友達の連絡先を知らないらしいし、一緒に遊ぶこともないそうです。

それでも楽しそうです。

 

優しさとは、ということなのですが、そういうタイプの子って、集団の中での自己主張がほぼないんですよ。【私調べ】

それって、周りの意見に流されて生きてるってことですよね。つまり、人の意見を立てられるってことですよね。

それは優しさとも言えると思います。

 

 

しかし私はその優しさは弱さだと思うんです。

優しさって強さであり、弱さである不思議なものだなぁって思ったんです。

 

本当の優しさってなんなんだろうなぁって思います。

 

私の好きな人の中の1人がこんなことを言っていました。

「俺は人に優しく、自分にもっと優しい。」

と。

これって、あるべき姿なんかなぁとも感じました。

 

人に優しくするためには、自分にも優しくするのが筋なんじゃないかなと。なぜ自分に厳しくある必要があるのだろうか。

 

わかりません。

 

私は基本的に人を厳しい目で見ます。悪い面だなぁと思います。

 

少しずつ人に優しくなりたいなぁ。

 

まとまりがないけど終わり丸。

 

 

一歩一歩。